~うつ病診断から処方箋薬依存に~
小学6年の頃に、内科で自立神経失調症と診断され、それを飲み続けて
少しは疲れやすさが緩和された時期もありましたが
生きづらさ、精神的疲労から肉体的疲労は相変わらず私を悩ませ続け・・・
(精神は肉体と伝達しているので、どちらかに不調があると万全ではないのですね)
15~16歳には、拒食症も目に見えて酷くなったことから
精神科に移されました。
そこで、抗うつ薬や睡眠薬を処方
され薬に頼るようになり
すぐに、処方箋薬依存になり薬の
おかげで気分が紛れて
うつの辛さが和らいだこともあり
ましたがそれは、アルコールを飲ん
だときと同じような感じで
代用でアルコールでも良かったの
ですが薬のほうが持ち歩きやすいし
昼間でも公に飲める(気軽に使える)ということで
薬が手放せませんでした。
結局のところ
不安感や焦燥感など「気を紛らわす」ような
ものを求めていたんです。
治療のためのはずの薬が
患者側の私の求める依存物になった。
薬を使うなら、あくまでも薬は補助的なもので
薬以外での対処法やケアも併せて
行えばよかったのだと
振り返ってみると実感します。
外出先で、薬を携帯するのを忘れた時にはパニックになってしまい
予定をキャンセルして家に戻ってしまうことも度々でした。
その頃から、学校もバイトも、友人たちとの予定も、行かなく・・・
というより、体力的、精神的に行けなくなることが多く
一時は、引きこもり状態にもなり数ヶ月家から一歩も(庭へさえ)
外へ出られなくなったこともあります。
そこで、引きこもりの辛さを経験しました。
診察予定日も、来院できずに処方箋薬が切れてしまうと
夜中に、ものすごいパニック状態になり、極度の緊張状態から
体全体の筋肉がけいれんして、失神したこともあります。
そのようなことを繰り返しているうちに
処方箋薬を溜め込むようになり、自分に合う薬を選別して
どうでも良い時に飲む薬、いざという時用、普通のとき用
嗜好用など分けていました。
7種類、多い時は10種類くらい、1日量30錠くらいもらっていたので
まるで処方箋薬局の棚のように薬が溜まりました。
もちろん、自分用の命ともいえる大切な薬たちなので
横流しや闇販売などはする気は全くありませんでした。
今から思うと、なぜ、そんなに薬に執着してしまったのか
不思議でなりませんが
その時は、それしか見えない心理状態でした。
医師の処方通りでなく、カスタマイズで飲んでいたので
どんどん量も増えてゆき、在庫が少なくなると焦燥感に襲われ
飲む量を減らしまた在庫を増やして、飲む繰り返しでした。
自分の生活、生き方、人生がどうにもならない。と感じると
(当時は、死にたくてそうしたのですが、今から思うとこういうこと
だったと思います。)
大量摂取(オーバードーズ・OD)をして、緊急搬送されて
胃洗浄をしたこともあります。
どうしても、その生活、状況から抜け出すことができず・・・
本当に死のうとして、家出するのですが・・・・